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プチギフトにクッキーを選ぼうとして、「結局いくらのものを、何個入りで用意すればいいのか」で手が止まっていませんか。検索すると数百円のものから数千円のものまで並び、しかも「6枚入」「11本入」「18枚入」と単位がバラバラで、そのままでは比較になりません。
結論から申し上げます。プチギフト用のクッキーは、メーカー公式価格で税込360円から選べます。そして選ぶときに見るべき数字は総額ではなく「1個あたりの単価」と「賞味期限」の2つです。この2つをそろえて並べ直すと、同じ予算でも「配る用」と「一人にきちんと渡す用」で正解がはっきり分かれます。
この記事では、モロゾフ・ステラおばさんのクッキー・泉屋東京店・ヨックモックの公式オンラインショップで確認した現行商品6品を、価格・内容量・賞味期限の実数値でそろえて比較します。あわせて、人数からの予算逆算、のしと手提げ袋の考え方、渡すときにつまずきやすい失敗パターンまでまとめました。読み終わるころには、自分の場面に合う1品と必要な個数が決まっているはずです。
・プチギフト用クッキーの価格レンジと、1個あたり単価で見た本当の割安ライン
・公式価格で確認した定番6品の内容量・賞味期限・単価の比較
・配る人数から予算を逆算する手順と、予算オーバーの防ぎ方
・のし・手提げ袋・渡すタイミングで失敗しないための判断基準
プチギフトのクッキーは税込360円から選べる

価格の下限は360円、上限を1,500円に置くと選択肢が整理できる
プチギフト用として現実的に使えるクッキーは、メーカー公式価格で360円から1,404円のあいだに集まっています。下限はモロゾフのファヤージュ 4個入の360円。上限側は泉屋東京店のスペシャルクッキーズ A-100が1,404円で、缶入りの詰合せになります。この記事では扱う範囲の上限を1,500円に置きました。これ以上になると「プチギフト」というより手土産・お礼の品の領域に入り、選ぶ基準そのものが変わってくるからです。
なぜレンジを決めることが先なのかというと、クッキーは同じブランドでもサイズ展開が細かく、価格を決めずに商品ページを見ると際限なく上のサイズに目が移るためです。ファヤージュなら4個入360円の上に9個入864円、12個入1,080円と続きます。使う場面が「数十人に配る」なのか「一人に渡す」なのかを先に決めておけば、見るべきサイズは自動的に絞れます。
注意したいのは、レンジの下限にこだわりすぎると選択肢が数品しか残らないことです。360円前後の帯は各社とも品数が少なく、季節限定品が混ざることもあります。実際にファヤージュには期間限定の瀬戸内レモン4個入もありますが、在庫切れになっている時期があります。定番品で確実に人数分をそろえたいなら、下限ぴったりを狙わず少し上の帯も候補に入れておくほうが安全です。
総額ではなく1個あたり単価で並べ直すと順位が入れ替わる
比較の軸は総額ではなく1個あたりの単価に置いてください。総額で見ると864円の泉屋東京店 ウォルナッツクッキーは「中の上」に見えますが、18枚入なので1枚あたり48円。今回比較した6品のなかで最も安い単価になります。逆に360円のファヤージュは4個入なので1個あたり90円で、単価だけ見ると決して最安ではありません。
この逆転が起きる理由は、価格に含まれる「包装のコスト」の比率が違うからです。少量パックは箱・リボン・手提げ袋といった贈答仕様の比重が大きく、中身1個あたりのコストは上がります。大袋タイプは包装がシンプルなぶん単価が下がる代わりに、そのまま人に配る形にはなっていません。
使い分けの目安はこうです。人数分を1個ずつ手渡す場面では、単価が多少高くても「そのまま渡せる形」になっている少量パックが向きます。一方、職場の共有スペースに置く・家族ぐるみで渡すといった場面では、枚数の多い袋タイプのほうが総額を抑えられます。注意点として、袋タイプを配る用に使うなら小袋やラッピング材を別途用意する手間と費用が乗ることを計算に入れてください。
公式価格でそろえた定番6品の比較表
ここまでの話を、メーカー公式オンラインショップで確認した数値で一覧にしました。単価は税込価格を内容量で割った概算です(贈り物の教科書調べ)。
| 商品 | 税込価格 | 内容量 | 1個あたり | 賞味期限 |
|---|---|---|---|---|
| モロゾフ ファヤージュ 4個入 | 360円 | 4個 | 90円 | 製造日より315日 |
| カントリーベアテントボックス(白) 6枚入り | 648円 | 6枚 | 108円 | 発送日より45日以上 |
| ダッチカントリー(S) 8枚入り | 778円 | 8枚 | 97円 | 発送日より45日以上 |
| 泉屋東京店 ウォルナッツクッキー | 864円 | 18枚 | 48円 | 発送日より20日以上 |
| ヨックモック シガール 11本入 | 1,080円 | 11本 | 98円 | 公式商品ページで確認 |
| スペシャルクッキーズ A-100 | 1,404円 | 7種200g | 缶入り詰合せ | 発送日より30日以上 |

予算はいくらが正解?多くの人が200円から500円に収める理由
アンケートの平均は268円、実感としての主戦場は300円前後
結婚式のプチギフトを対象にした各社のアンケートでは、平均額は268円という数字が出ています。回答の分布を見ると200円から300円と答えた層と、400円から500円と答えた層に山があり、上限としては600円あたりまでが「プチギフト」として語られる範囲です。つまり多くの人は、300円前後を基準に上下へ振っていることになります。
この帯に集中する理由は単純で、配る人数が多いからです。1人あたり数十円の差でも、人数が増えれば総額は大きく動きます。ファヤージュ 4個入を30人分そろえると10,800円ですが、ダッチカントリー(S)を30人分にすると23,340円になり、差額は12,540円。予算表の上では「たった400円ちょっとの差」でも、実際に支払う金額は倍以上に開きます。
ただし、この相場をそのまま自分の場面に当てはめるのは早計です。配る人数が5人程度なら、単価を上げても総額は大きく変わりません。相場は「大人数に配る前提の数字」であって、少人数に渡す場面ではむしろ相手が受け取って気を使わない範囲かどうかで決めるほうが実態に合います。
人数から逆算する手順は「総額÷人数」ではなく「単価×人数」
予算の決め方は、総額を人数で割るのではなく、候補商品の単価に人数を掛けて総額を出す順番にしてください。先に総額を決めて割ると、端数の商品が候補から外れてしまい、結局「予算内に収まる無難な品」しか残らなくなります。
具体的にはこう進めます。ファヤージュ 4個入なら20人分で7,200円、30人分で10,800円、60人分で21,600円。カントリーベアテントボックス(白) 6枚入りなら30人分で19,440円です。この3つ4つを紙に書き出してから、上限として許容できる総額と突き合わせると、判断が一度で終わります。
気をつけたいのは、人数を「確定人数ちょうど」で計算してしまうことです。当日の欠席・追加、渡し忘れの予備を考えると、実際の必要数は確定人数より数個多くなります。予備を見込まずに発注すると、追加購入で単価の高い店舗を使うことになり、結果的に予算を超えます。
よくある失敗が「品物の単価だけで予算を組み、送料・手提げ袋・ラッピング材を計算に入れていなかった」というものです。オンラインで人数分をまとめて買うと送料は1回で済みますが、店舗をまたいで買い足すと送料が複数回かかります。対策は、候補を決めた時点で1店舗でまとめて買える個数かを先に確認し、足りない場合は最初から別商品に切り替えることです。
予算を上げるより「渡し方」を整えたほうが印象は変わる
実は、単価をひと段階上げるより、袋やメッセージカードを整えたほうが受け取る側の印象は変わります。理由は、プチギフトは中身を吟味して選ぶものではなく、渡された瞬間の見た目と手触りで受け取られる贈り物だからです。同じ648円の箱でも、手提げ袋に入っているかどうかで受け取り方は変わります。
この点で有利なのが、最初から手提げ袋が付く商品です。ステラおばさんのクッキーのカントリーベアテントボックス(白) 6枚入りとダッチカントリー(S) 8枚入りは、いずれも手提げ袋1枚が付く仕様です。袋を別に買う手間と費用が要らないぶん、実質的なコストは表示価格より低く見積もれます。
もちろん万能ではありません。手提げ袋付きの商品は箱のサイズが決まっているため、複数個をまとめて1人に渡す場面には向きません。数人にまとめて渡す場合は、袋なしの商品を選んで大きめの紙袋にまとめるほうが持ち運びやすくなります。

クッキーがプチギフトで選ばれ続ける3つの理由

日持ちが長く、渡すタイミングを選ばない
クッキーがプチギフトの定番であり続ける最大の理由は、賞味期限の長さです。モロゾフのファヤージュは製造日より315日、泉屋東京店のウォルナッツクッキーは発送日より20日以上、ステラおばさんのクッキーのカジュアルギフトは発送日より45日以上という設定になっています。生菓子と違い、買ってから渡すまでに数週間の余裕がある品が中心です。
この余裕が効くのは、渡す日が確定していない場面です。退職の挨拶回りや、会えたら渡す程度のお礼では、購入日と手渡し日が1週間以上あくこともあります。日持ちの短い菓子だと「渡せないまま期限が近づく」ことになりますが、クッキーならその心配が小さくなります。
ただし、日持ちの表記は商品ごとに基準が違う点に注意してください。「製造日より」と「発送日より」では意味が異なり、店頭で買った場合は製造からの経過日数がわかりません。相手が食べるまでに時間がかかりそうな場面では、購入時に商品裏の表示を確認しておくと安心です。
個包装で衛生的、人数の増減にも対応しやすい
2つ目の理由は個包装です。ステラおばさんのクッキーのダッチカントリー(S) 8枚入りは個包装仕様で、1枚ずつ分けて渡すこともできます。個包装であれば手で触れずに配れるため、職場やイベントの場面で扱いやすくなります。
人数が読みにくい場面でも個包装は強みになります。1箱を人数分そろえるのではなく、枚数の多い商品を買って1枚ずつ配る形にすれば、当日の増減に対応できます。泉屋東京店のウォルナッツクッキーが18枚入で864円、1枚あたり48円という単価になるのは、この使い方をしたときです。
妥協点もあります。個包装は開封の手間が増え、包材のゴミも出ます。また、1枚だけを裸で渡す形は、フォーマルな場面では簡素に映ることがあります。改まった挨拶の場では、個包装のものを箱ごと渡すほうが収まりがよくなります。
好みが割れにくく、避けられる理由が少ない
3つ目は、相手を選びにくいという点です。焼き菓子のなかでもクッキーはフレーバーの幅が広く、ナッツ系・チョコレート系・プレーンなバター系を組み合わせた詰合せが多く流通しています。泉屋東京店のスペシャルクッキーズ A-100は7種類の詰合せで、好みが分からない相手にも渡しやすい構成です。
比較として、生チョコレートや要冷蔵の菓子は保管条件が厳しく、渡す場所と時間を選びます。せんべいや和菓子は好みがはっきり分かれることがあり、相手の年代によって受け取り方が変わります。クッキーは、そうした条件のどれにも大きく引っかかりにくい選択肢です。
とはいえ万人向けではありません。アレルギー表示は必ず確認してください。泉屋東京店のウォルナッツクッキーは小麦・卵・乳・くるみを含み、スペシャルクッキーズ A-100は小麦・卵・乳・落花生・くるみを含みます。ナッツ類のアレルギーがある相手が想定される場面では、ナッツを使わない品に切り替えるのが無難です。
プチギフト=結婚式や退職、イベントなどで多くの相手に配る小さな贈り物のこと。相場は各社アンケートで平均268円前後とされ、200円から500円の帯に回答が集まります。カジュアルギフト=内祝いや香典返しのようなフォーマルギフトに対し、日常のお礼や挨拶に気軽に使えるギフトの分類。ステラおばさんのクッキーやヨックモックのアルモネルシリーズはこの分類にあたります。

「ちょっとしたお礼にお菓子を渡したいけれど、いくらのものを選べばいいのかわからない」——プチギフトのお菓子で迷う人が最初につまずくのは、味でもデザインでもなく予…
配る枚数を優先するなら押さえたい3品
モロゾフ ファヤージュ 4個入:単価90円で贈答仕様が完成している
大人数に配る場面でまず候補にしたいのが、モロゾフのファヤージュ 4個入です。税込360円、1個あたり90円で、アーモンド&ミルクチョコレート2個とヘーゼルナッツ&ミルクチョコレート2個の詰合せになります。スライスナッツをしきつめたクッキーにチョコレートを合わせた構成で、1986年から続く定番商品です。
この品の強みは賞味期限で、製造日より315日という設定です。今回比較した6品のなかで最も長く、購入から手渡しまで日があく場面でも扱いやすくなります。モロゾフ公式オンラインショップではプチギフトのカテゴリに置かれており、そもそも配る用途を想定した商品です。
使いどころは、結婚式や二次会、イベントの見送りなど人数が多い場面です。同じ商品で9個入864円、12個入1,080円もあるため、渡す相手によってサイズを変えたい場合にも展開しやすくなります。注意点は、4個入は箱が小さく単体では簡素に見えることです。一人にきちんと渡す場面では、上のサイズを選ぶか、袋やカードを添える前提で考えてください。
1個90円で贈答の形が整い、期限も長い配布用クッキーならこの4個入▼
カントリーベアテントボックス(白) 6枚入り:手提げ袋付きで648円
見た目のかわいらしさで選ぶなら、ステラおばさんのクッキーのカントリーベアテントボックス(白) 6枚入りです。税込648円、1枚あたり108円で、チョコレートチップ1枚・苺りんぐ1枚・キャラメルカスタード2枚・オールドファッションシュガー2枚という4種構成になります。賞味期限は発送日より45日以上です。
この商品を推す理由は、手提げ袋1枚が付く点にあります。テント型の箱にクマの絵柄が入っており、そのまま渡しても贈り物の体裁が整います。袋を別に用意する必要がないため、実質的な手間とコストは表示価格ほどには高くつきません。
向いているのは、子どもがいる家庭への手渡しや、親しい間柄の相手へのちょっとしたお礼です。逆に、取引先や目上の相手へのフォーマルな挨拶では、絵柄の入った箱がくだけて見えることがあります。改まった場面では、同じブランドでも無地寄りのパッケージを選ぶほうが収まります。
ダッチカントリー(S) 8枚入り:個包装で778円、迷ったときの中庸
配る用と渡す用の中間を1品で押さえたいなら、ダッチカントリー(S) 8枚入りが候補になります。税込778円、1枚あたり97円。チョコレートチップ、ダブルチョコナッツ、オールドファッションシュガー、キャラメルカスタードが各2枚入る4種構成で、クッキーは個包装、手提げ袋1枚が付きます。賞味期限は発送日より45日以上です。
中庸と表現したのは、この価格帯が「配るには少し高いが、一人に渡すには軽すぎない」位置にあるからです。8枚入なので1人に渡しても物足りなさが出にくく、個包装なので職場で分けて配ることもできます。用途を決めきれない段階で先に押さえておく1品として使えます。
比較として、上位に14枚入1,350円のダッチカントリー(M)があります。渡す相手が家族単位・部署単位なら、こちらのほうが枚数の不足が起きにくくなります。注意点は、Sサイズを大人数に配る用途で使うと総額が伸びやすいことです。30人分では23,340円になり、360円の品を選んだ場合と比べて12,540円の差が出ます。
一人にきちんと渡すなら選びたい3品
泉屋東京店 ウォルナッツクッキー:1枚48円で18枚、分け方が自由
枚数を確保しつつ品を落としたくない場面で使えるのが、泉屋東京店のウォルナッツクッキーです。税込864円で18枚入、1枚あたり48円。くるみの風味と香りを生かし、さっくり香ばしく焼き上げたクッキーで、アソートパックスというシリーズに属します。
単価が下がる理由は、贈答用の缶や箱ではなく袋タイプだからです。そのぶん枚数を確保でき、職場の共有スペースに置く、家族に渡す、少しずつ分けて配るといった使い方に対応できます。今回の6品では最も単価が低く、枚数あたりの効率は突出しています。
注意点は賞味期限で、発送日より20日以上という設定です。315日のファヤージュと比べると余裕は短く、買い置きには向きません。また小麦・卵・乳・くるみを含むため、ナッツのアレルギーが想定される場面では選択肢から外してください。渡す日が近い場面に絞って使うのが現実的です。
ヨックモック シガール 11本入:1本98円、名前で伝わる安心感
相手に説明が要らない品を選びたいなら、ヨックモックのシガール 11本入です。税込1,080円で11本入、1本あたり98円。バターをふんだんに使った生地を焼き上げ、ロール状に巻いたクッキーで、卵・小麦・乳成分・アーモンドを含みます。
この11本入は、2026年3月1日に発売されたアルモネルシリーズの1つです。同シリーズはシガール オゥ ショコラ 8本入、バトー ドゥ マカダミア 8枚入、ドゥーブル ビスキュイ 2種14枚入がいずれも1,080円で並び、価格をそろえたまま中身を変えられる構成になっています。複数の相手に同額で渡し分けたいときに使いやすい設計です。
気をつけたいのは販売チャネルです。アルモネルシリーズはヨックモックの一部店舗と公式オンラインショップでの取り扱いとされており、どの店舗でも買えるわけではありません。当日に近所で調達する前提で組み立てると入手できない可能性があります。まとまった数が必要なら、通常の缶入りである30本入2,970円も含めて、事前に取り扱いを確認してから決めてください。
スペシャルクッキーズ A-100:7種200gの缶入りで1,404円
この記事のレンジで最も改まった見え方をするのが、泉屋東京店のスペシャルクッキーズ A-100です。税込1,404円、内容量200gで7種類の詰合せ。缶入りのため箱潰れの心配が小さく、持ち運びにも耐えます。賞味期限は発送日より30日以上です。
7種が入る構成は、相手の好みが分からない場面で効きます。1種類だけの商品は「口に合わなかったら全部残る」というリスクがありますが、詰合せなら当たりが1つは残ります。缶という容器も、食べ終わったあとに使ってもらえる余地があり、袋タイプにはない残り方をします。
デメリットは重さと価格です。缶入りのぶん重量があり、大人数に配って持ち帰ってもらう用途には向きません。価格も1,404円と、プチギフトの相場から見れば上限を超えます。上位にはA-160の2,160円もありますが、こちらは完全に手土産の価格帯です。使うなら「特にお世話になった数名にだけ」と割り切るのが正解です。

プチギフトのクッキーはシーンで選び分ける
結婚式・二次会は単価と持ち帰りやすさを最優先する
ゲストに配る場面では、単価と持ち運びやすさの2点で決めてください。人数が多いぶん単価の影響が大きく、さらにゲストは荷物を持って帰るため、かさばる品や重い品は敬遠されます。この条件に合うのがファヤージュ 4個入で、360円という価格と小さな箱の両方を満たします。
総額の見え方も押さえておきます。20人分で7,200円、30人分で10,800円、60人分で21,600円。この3つを並べると、人数が倍になれば総額も倍になるという当たり前の事実が、意思決定の場面では意外と抜け落ちがちだとわかります。会場装花や引き出物と予算を取り合う項目なので、先に上限を決めておくと迷いが減ります。
注意点は、当日の温度環境です。チョコレートを使った商品は夏場の持ち帰りで形が崩れることがあります。屋外での見送りや長時間の移動が想定されるなら、チョコレートを使っていない焼き菓子に切り替えるか、渡すタイミングを退場直前に寄せる工夫が要ります。
退職・異動の挨拶は「人数分+予備」を個包装でそろえる
職場での挨拶回りは、個包装で枚数の融通が利く品が向きます。部署の人数が確定していても、当日不在の人や他部署への挨拶が発生することがあるためです。ダッチカントリー(S) 8枚入りのように個包装かつ複数枚が入る商品なら、1箱を1人に渡す形と、1枚ずつ配る形の両方に対応できます。
枚数を優先するならウォルナッツクッキーの18枚入864円が効きます。1枚あたり48円なので、20人前後の部署でも1袋から2袋で足ります。ただし発送日より20日以上という期限のため、挨拶の日が決まってから購入する順番にしてください。
デメリットも書いておきます。袋タイプを1枚ずつ配る形は、渡す相手が目上の場合に軽く見えることがあります。上司や役員に対しては、同じ予算でも箱入り・缶入りの品を別途1つ用意して渡し分けるほうが無難です。渡し分けは失礼にはあたりませんが、他の人の目に触れる場では配慮した渡し方を選んでください。
| 目的・シーン | おすすめの選択 | 価格 |
|---|---|---|
| 大人数に配る(結婚式・イベント) | モロゾフ ファヤージュ 4個入 | 360円 |
| 子どもがいる家庭へのお礼 | カントリーベアテントボックス(白) 6枚入り | 648円 |
| 退職・異動の挨拶(1人に1箱) | ダッチカントリー(S) 8枚入り | 778円 |
| 部署に1枚ずつ配る | 泉屋東京店 ウォルナッツクッキー | 864円 |
| 名前で安心してもらいたい相手 | ヨックモック シガール 11本入 | 1,080円 |
| 特にお世話になった数名へ | スペシャルクッキーズ A-100 | 1,404円 |
ママ友・友人へのお礼は気を使わせない価格に収める
日常のお礼では、相手に返礼を意識させない価格に収めるのが基本です。目安として、平均268円という相場が示す帯から、上げても648円あたりまで。1,404円の缶入りを日常のお礼に使うと、相手が「同等のものを返さなければ」と考えてしまい、かえって気を使わせます。
この場面ではパッケージの雰囲気が効きます。カントリーベアテントボックス(白) 6枚入りは箱そのものが渡しやすい形をしており、手提げ袋も付くため、玄関先で手渡す場面にも合います。4種のクッキーが入るので、子どもと分けて食べてもらう想定にも耐えます。
注意したいのは、お礼を贈る時期です。何かをしてもらったお礼であれば1ヶ月以内に贈るのが目安とされています。日が空くほど、渡すきっかけをつかみにくくなり、そのまま渡しそびれることになります。買った時点で「いつ渡すか」を決めておいてください。

渡す前に決めておく3つのこと
のしは必須ではない、判断はシーンと相手で分かれる
プチギフトに必ずのし紙が必要ということはありません。気さくな関係であれば、のし紙をつけないほうが「ちょっとしたお礼の気持ち」という意味合いが強まります。一方、目上の方やビジネスの場面では、のし紙をつけることできちんとした贈り物であることを示せます。判断はシーンと相手によるケースバイケースです。
のし紙の代わりに使えるのがメッセージカードです。のし紙よりカジュアルな雰囲気になりますが、品物だけを渡すより丁寧な印象になります。プチギフトのように数百円の品では、のし紙が仰々しく見えることもあるため、カードのほうが場に合う場面は少なくありません。
注意点として、水引や表書きの選び方は地域や宗派によって異なる場合があります。慶弔にかかわる場面では、購入する店舗のギフトカウンターで用途を伝えて選んでもらうほうが確実です。判断に迷う要素があるなら、のし紙を無理につけず、カードに切り替える選択も現実的です。
手提げ袋は「付いているか」を買う前に確認する
渡す当日に慌てる原因の多くが袋です。ステラおばさんのクッキーのカントリーベアテントボックス(白) 6枚入りとダッチカントリー(S) 8枚入りは手提げ袋1枚が付きますが、すべての商品に付くわけではありません。袋なしの商品を人数分そろえてしまうと、当日に袋を買い足すことになります。
枚数の考え方も決めておいてください。1人に1つ渡すなら人数分の袋が要りますが、まとめて1つの紙袋で持ち込み、その場で箱だけを渡す形なら袋は1枚で済みます。どちらにするかで必要な袋の数が大きく変わるため、購入前に決めておくと無駄がありません。
注意点は、袋のサイズです。スペシャルクッキーズ A-100のように厚みのある缶は、汎用の薄い袋に入らないことがあります。缶入りの品を選ぶなら、商品と一緒に対応する袋を確保できるかを購入時に確認してください。
渡すタイミングを先に決めておく
もう1つの典型的な失敗が、渡すタイミングを決めずに買ってしまうことです。特に職場での挨拶では、朝の慌ただしい時間や会議前に渡そうとして相手が席にいない、といったことが起こります。結果、賞味期限だけが減っていきます。
対策は単純で、購入前に「いつ・どこで・誰に」を決めることです。退職の挨拶なら最終出社日の午後、結婚式なら退場時の見送り、というように場面を固定してから商品を選ぶと、必要な日持ちと個数が自動的に決まります。ウォルナッツクッキーのように発送日より20日以上という商品でも、渡す日が決まっていれば余裕を持って手配できます。
渡しそびれた場合の対処も決めておくと安心です。手渡しできなかったときは、机上に置いてメッセージカードを添える、後日改めて渡す、のどちらかになります。置いていく場合は誰からのものか分かるようにしておかないと、受け取った側が扱いに困ります。
クッキーは小麦・卵・乳を含む商品がほとんどで、ナッツ類を使うものも多くあります。泉屋東京店のウォルナッツクッキーは小麦・卵・乳・くるみを、スペシャルクッキーズ A-100は小麦・卵・乳・落花生・くるみを含みます。相手にアレルギーがある可能性が少しでもあるなら、原材料表示が確認できる状態で渡すか、事前に別の品を検討してください。保管は高温多湿を避けた常温が基本です。
まとめ
迷ったときの最初の一歩は、商品を探すことではなく「何人に、いつ渡すか」を紙に書くことです。人数が決まれば単価の上限が決まり、渡す日が決まれば必要な日持ちが決まります。この2つが決まった時点で、今回の6品のうち残るのは1つか2つになります。大人数に配るならファヤージュ 4個入の360円、部署の挨拶ならダッチカントリー(S) 8枚入りの778円、特にお世話になった相手にはスペシャルクッキーズ A-100の1,404円、と当てはめれば判断は数分で終わります。
なお、価格・内容量・賞味期限は改定されることがあります。購入前に各ブランドの公式サイトで最新情報をご確認ください。

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