シャディのカタログギフトは全15コース3,190円から|アズユーライクを用途別に数字で選ぶ

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カタログギフトを探していて「シャディ」という名前に行き当たったものの、コースが多すぎて決めきれない——そんな状態でこのページにたどり着いた方が多いはずです。表紙の色柄が何種類もあり、コース名も花の名前ばかりで、どれが自分の予算に合うのか一覧しづらいのがこのブランドの入口の難しさです。

先に結論をお伝えします。シャディの主力カタログギフト「アズユーライク」は、税込3,190円から110,990円まで全15コース。選ぶ順番は「①和風表紙か洋風表紙かを決める→②金額を決める」の二段階で十分です。コース名(向日葵、マーガレットなど)は金額を見分けるための記号にすぎないので、名前で悩む必要はありません。

この記事では、シャディ公式サイトに掲載されている税込価格・掲載点数・申込期限といった数字だけを使って、総合カタログ「アズユーライク」/婚礼向けのブライダル版/グルメ特化の「味景」という3系統を用途別に整理します。香典返しで表紙を選び違える失敗、贈られた側が申込期限を切らしてしまう失敗についても、原因と対策をセットで扱います。

🎁 この記事でわかること

・アズユーライク全15コースの税込価格と和洋の表紙名の対応表
・香典返し・引き出物・グルメ贈答それぞれで選ぶべき系統
・カタログの表示価格と「選べる商品の価格」がずれる仕組み
・受け取った人が申込む期限(発行日から180日間)と到着までの日数

目次

シャディのカタログギフトが選ばれる理由は「全15コース×18,640点」にある

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税込3,190円から110,990円まで、15段階で予算に合わせられる

アズユーライクの最大の特徴は、価格の刻みが細かいことです。公式サイトの表記では本体2,900円~100,900円の全15コース、税込に直すと3,190円から110,990円までが並びます。下は税込3,190円、次が3,740円、4,290円、4,840円、5,390円、6,490円と、5,000円前後の価格帯だけで4段階が用意されています。

この刻みの細かさが効くのは、内祝いのように「いただいた金額の半額程度」で返す場面です。半返しの計算をすると端数のある金額になりますが、選択肢が4段階あれば上下どちらかに寄せて調整できます。逆に、コースが3段階しかないカタログだと、返しすぎるか物足りないかの二択になりがちです。

高額帯も同様で、税込22,990円・28,490円・33,990円・55,990円・110,990円と続きます。法人の記念品や大口の返礼で「予算枠を使い切りたい」ときに、上の帯まで同じシリーズで揃えられるのは実務上の利点です。

ただし段階が多いぶん、贈る側が金額を決めきれずに迷う時間は長くなります。先に「いくらで贈るか」を確定してからカタログを見に行く方が、結果的に早く決まります。

総掲載点数18,640点という物量が何を意味するか

シャディ公式サイトによると、アズユーライクの総掲載点数はWeb掲載分を含めて18,640点です。これはシリーズ全体の合計であり、1冊あたりの点数ではありません。1冊単位で見ると、たとえば香典返し向けに案内されている和風2,900円コースが約730点、和風10,900円コースが約1,130点という規模です。

点数の多さは「相手の好みが読めないとき」の保険になります。食品・雑貨・ファッション・体験メニューまで幅があるため、贈り先の年齢層や家族構成が読みきれない相手にも渡しやすい。とくに職場関係や親族の広い範囲に同じ品を返す内祝いでは、この汎用性が効きます。

一方で、点数が多いことは選ぶ側の負担にもなります。300ページ超のカタログを前にして決めきれず、そのまま置きっぱなしになるケースは珍しくありません。相手が高齢で「たくさんの中から選ぶ」こと自体を負担に感じるタイプなら、点数の少ない下位コースやグルメ特化型の方が親切です。

点数は多ければよいという単純な指標ではなく、「相手が選びきれる量か」という視点で見る数字だと考えてください。

創業1926年、設立1962年——ギフト専門でやってきた会社という土台

シャディ株式会社の会社概要によれば、創業は1926年(大正15年)7月、設立は1962年(昭和37年)2月1日。資本金1億円、従業員数316名(2025年12月末現在)で、本社は東京都港区にあります。事業内容は「有店舗メディアミックス型ビジネスモデル」でギフト用品および生活関連用品を全国の販売店を通じて販売する、と記載されています。

この「有店舗」という部分がシャディの性格を決めています。1990年(平成2年)にスタートしたフランチャイズのギフト専門店「サラダ館」を全国に持ち、店頭とカタログとECを組み合わせて売る形です。ネット完結型のカタログギフト事業者とは、この点が構造的に違います。

贈る側にとっての実利は、のし書きや金額の相談を対面でできる窓口が地域にあること。喪主として香典返しを一括手配するときや、両家の親世代が関わる婚礼の引き出物のように、「紙の見本を見ながら決めたい」場面では店頭の存在が効きます。

ただし店舗の有無や取扱内容は地域差があります。近くに販売店があるかどうかは、公式サイトの店舗検索で先に確認してから動く方が確実です。

「シャディなら間違いない」とは言い切れない部分

正直に書くと、シャディを選べば万事解決というわけではありません。まず、カタログギフトという形式そのものが「選ぶ手間を相手に渡す」贈り方です。手元に届いた瞬間の嬉しさは、中身が確定している品物に比べて弱くなります。

次に、コース名が花の名前で統一されているため、贈られた側が金額を推測しにくい反面、贈る側も一覧性が悪いという副作用があります。「向日葵」「マーガレット」と言われて価格を思い出せる人はまずいません。この記事の後半に価格対応表を置いたのはそのためです。

さらに、公式サイトにはリニューアルにより商品画像と表紙が異なるカタログが届く場合がある旨の記載があります。表紙のデザインを重視して選ぶ場合は、届くまで確定しない可能性を織り込んでおく必要があります。

これらを踏まえたうえで、「価格の刻みが細かい」「弔事の資材が揃っている」「店頭で相談できる」という3点に価値を感じるなら、有力な候補になります。

📖 用語チェック

システム料=カタログの制作費と、選ばれた商品を発送するための費用としてカタログ価格に含まれている金額。アズユーライクの商品ページには「システム料税抜900円を含む」と明記されています。つまり税込3,190円のコースは、商品原資+システム料990円(税込)の合計、という構造です。

アズユーライクのコースは早見表で決める——和洋の表紙名と税込価格の対応

和風表紙と洋風表紙、選び分けるのは中身ではなく見た目

アズユーライクは大きく和風表紙(瑠璃)と洋風表紙に分かれ、さらにブライダル用とカードタイプが用意されています。同じ金額なら和風と洋風で掲載内容の骨格は共通しており、違いは表紙のデザインと、それに伴う「贈る場面の空気」です。

使い分けの目安はシンプルで、弔事・仏事・年配の親族へは和風、結婚祝いや若い世代へのお祝いには洋風。シャディ公式の用途別ランキングでも、香典返しでは和風表紙が人気、結婚祝いでは洋風系が人気と整理されています。

迷ったときは和風が無難です。和風表紙は慶事に使っても浮きませんが、洋風の華やかな表紙を弔事に使うと明確に場違いになります。片方だけリスクが非対称なので、判断がつかない場面では和風に寄せるのが安全側の選択です。

注意点として、表紙で選んだつもりが金額を取り違えるミスが起きやすい。表紙名と価格は必ずセットで確認してください。

主要コースの税込価格早見表(贈り物の教科書調べ)

シャディ公式のカタログギフト一覧に掲載されている税込価格を、同額の和風表紙名・洋風表紙名と突き合わせて整理したのが次の表です。本体価格(コース名として使われる金額)と、支払う税込価格の両方を並べています。

📊 商品比較
コース(本体) 税込価格 和風表紙 洋風表紙
2,900円 3,190円 向日葵 マーガレット
3,400円 3,740円 紫陽花 カトレア
4,400円 4,840円 桜草 ハイビスカス
4,900円 5,390円 山茶花 ジャスミン
5,900円 6,490円 蒲公英 ブーゲンビリア
8,900円 9,790円 霞草 ガーデニア
10,900円 11,990円 牡丹 ラベンダー
12,900円 14,190円 山藤 ポインセチア
15,900円 17,490円 花菖蒲 スズラン
20,900円 22,990円 杜若 シクラメン
25,900円 28,490円 春蘭 カサブランカ
30,900円 33,990円 金木犀 カメリア
50,900円 55,990円 紫苑 グラジオラス

このほか、和風には税込4,290円(3,900円コース/撫子)、洋風には最上位の税込110,990円(100,900円コース/ダイヤモンドリリー)が用意されています。表紙名を控えておけば、店頭でもECでも指名買いができます。

実は税込3,190円のカタログで選べる商品は、3,190円分ではない

意外と知られていないのが、カタログギフトの表示価格と、そこから選べる商品の価値がイコールではないという点です。アズユーライクの商品ページには「システム料税抜900円を含む」と明記されています。税込に直すと990円。つまり税込3,190円のコースは、システム料990円を差し引いた残りが商品原資という構造になります。

これはシャディに限った話ではなく、カタログギフト全般に共通する仕組みです。カタログの制作費と、受け取った人が選んだ商品を個別発送する費用が含まれているため、同じ金額の「モノ」を直接贈る場合と単純比較すると見劣りします。

ここから導ける実務的な結論は2つ。ひとつは、相手の好みが確実にわかっているならモノを直接贈った方が金額効率はよいということ。もうひとつは、金額を上げるほどシステム料の比率が下がり、カタログギフトとしての効率は改善するということです。税込3,190円と税込11,990円では、同じ990円でも重みがまるで違います。

したがって、低価格帯を選ぶときほど「選ぶ楽しみを贈る」という目的を明確にしておく方が納得感が出ます。金額効率を求めて低価格帯のカタログを選ぶのは、目的と手段がずれた選び方です。

⚠️ 贈る前にチェック

コース名の数字(2,900円など)は本体価格で、支払う金額は税込です。本体2,900円のコースは、支払いでは税込3,190円になります。相手に見える価格ではなく、自分が払う税込価格で予算管理をしてください。

迷ったら税込5,390円と税込11,990円が基準線になる

シャディ公式のカタログギフト人気ランキングでは、総合1位が【和風】アズユーライク 4,900円コース、2位が【洋風】4,900円コース、3位が【和風】10,900円コースと並んでいます。税込に直すと5,390円と11,990円。この2点が実質的な標準ラインだと考えて差し支えありません。

税込5,390円が向くのは、内祝いのお返し、快気祝い、親族以外への香典返しなど「関係性は近いが過度にならない」場面です。用途別ランキングでも結婚祝い・結婚内祝いは4,900円~10,900円帯が中心と整理されています。

税込11,990円が向くのは、高額のお祝いをいただいた相手への内祝いや、親族への香典返し、勤続の記念品など。掲載点数も和風10,900円コースで約1,130点と厚く、相手の年齢層が読めなくても対応できます。

注意点として、この2つは人気帯であるがゆえに「もらったことがある」相手も多い価格帯です。同じ表紙が二度届く可能性を避けたいなら、和洋を切り替えるか、次に紹介するグルメ特化型に振るという手があります。

迷ったときの基準線として選びやすい税込5,390円の総合カタログはこちら▼

香典返しで表紙を選び違えないための3つの条件

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和風表紙・弔事用包装紙4種・挨拶状3種を組み合わせる

香典返しでシャディを使う場合、選ぶ要素は「カタログ本体」「包装紙」「挨拶状」の3つです。公式の香典返しページでは、和のあしらいが光る和風表紙が推奨され、弔事用包装紙は上品で穏やかな色調の4種類、挨拶状は3種類から選べると案内されています。

この3点セットが公式側で用意されている意味は大きく、贈る側が資材を別々に手配する必要がありません。のし・包装紙・挨拶状は無料で付けられる旨も公式に記載があり、のしは上7文字2行まで、下15文字3行まで記入できます。喪主の名前が長い場合でも、下段15文字の枠に収まるかを事前に数えておけば手戻りが防げます。

香典返しのカタログギフトは全品送料無料と案内されているため、贈り先が複数に分かれる場合の送料計算に頭を悩ませずに済みます。

注意点は、挨拶状の文面が3種類の定型から選ぶ形である点。個別の事情を細かく書き込みたい場合は、定型で足りるかを先に確認しておく必要があります。

半返しの目安から金額を逆算する

金額の決め方は、公式の香典返しページに書かれている通り「いただいた金額の半額程度をお返しするのが目安」から逆算します。同ページでは、香典返しでは2,000円~5,000円のカタログギフトが人気とも記載されています。

アズユーライクの下位帯に当てはめると、税込3,190円(和風・向日葵/掲載約730点)、税込3,740円(紫陽花)、税込4,840円(桜草)、税込5,390円(山茶花)が該当します。用途別ランキングでも香典返しは2,900円~10,900円帯が人気とされており、実務上はこのレンジで足ります。

高額の香典をいただいた相手には、和風10,900円コース(税込11,990円・掲載約1,130点)まで上げる選択肢があります。金額を上げると掲載点数も増えるため、目上の親族に対しても選択肢の狭さで恐縮させずに済みます。

注意点として、半返しはあくまで一般的な目安であり、地域の慣習や葬儀の規模によって適正は変わります。数字を機械的に当てはめる前に、地域の事情を知る親族に一度確認する方が確実です。

失敗パターン① 洋風表紙のまま弔事に送ってしまう

実務で起きやすい失敗の筆頭が、価格だけを見てカートに入れた結果、洋風表紙のコースを香典返しに使ってしまうケースです。アズユーライクは同じ金額に和風・洋風の両方が存在するため、税込5,390円で検索すると「山茶花(和風)」と「ジャスミン(洋風)」が並びます。ここで表紙の系統を確認せずに進むと取り違えが起きます。

原因は明確で、価格帯から入る検索動線では表紙の系統が二の次になるからです。対策も明確で、購入手順を「①用途を選ぶ→②和風/洋風を絞る→③金額を選ぶ」の順に固定すること。公式サイトには香典返し(忌明法要)用途でカタログを絞り込むページが用意されているので、その入口から入れば洋風表紙が混ざりません。

もうひとつの対策は、注文確定前に商品名の【和風】【洋風】表記を声に出して確認することです。表紙画像はサムネイルだと判別しづらく、文字表記の方が確実です。

弔事は贈り直しがきかない場面です。手順を固定するという一手間が、そのまま失敗率を下げます。

⚠️ 贈る前にチェック

弔事の表書きや水引の指定、四十九日の数え方、返礼の時期は、地域や宗派によって異なる場合があります。「一般にはこう」という情報をそのまま当てはめず、菩提寺や地元の葬儀社、地域の事情を知る親族に確認したうえで、のしの内容を確定してください。

断定を避けるべきこと、はっきり言えること

贈答マナーの解説は断定調で書かれがちですが、弔事の作法は地域差・宗派差が大きい領域です。表書きを「志」とするか「満中陰志」とするか、返礼の時期を忌明け後に一括とするか当日返しとするかは、地域や宗派によって異なる場合があります。この記事でも、そこは断定しません。

一方ではっきり言えるのは、シャディ側が用意している選択肢の中身です。弔事用包装紙4種、挨拶状3種、のしの記入枠(上7文字2行・下15文字3行)、送料無料——これらは公式に記載された仕様なので、確認すれば揺れません。

選び方としては、「マナーの判断は地域の慣習に従い、資材の選択はシャディの仕様に従う」と役割を分けて考えると混乱しません。ネット上のマナー記事とカタログの仕様を混ぜて判断しようとするから迷うのです。

なお、特定の品物を「弔事にタブー」と断定する情報も見かけますが、一般に避けられる傾向があるという程度に受け止め、最終判断は地域の慣習に委ねるのが無難です。

引き出物に使うならブライダル版、6コースの中身を数字で見る

BEからAOOまで、価格と掲載点数の対応

婚礼向けには「アズユーライク(婚礼)」として全6コースが用意されています。コース名はBE・CO・CE・DO・EO・AOOという記号で、総合版の花の名前とは体系が異なります。公式ページに掲載されている価格と掲載点数は次の通りです。

📊 商品比較
コース 本体/税込 掲載点数 ページ数
BE 3,400円/3,740円 470点(WEB含む) 200ページ
CO 3,900円/4,290円 690点(WEB含む) 320ページ
CE 4,400円/4,840円 570点(WEB含む) 288ページ
DO 4,900円/5,390円 700点(WEB含む) 320ページ
EO 5,900円/6,490円 860点(WEB含む) 336ページ
AOO 10,900円/11,990円 780点(WEB含む) 304ページ

注目したいのは、価格と掲載点数が単純な比例関係にないことです。CE(4,400円)は570点でCO(3,900円)の690点より少なく、AOO(10,900円)の780点はEO(5,900円)の860点を下回ります。上位コースは「点数を増やす」のではなく「単価の高い商品を載せる」方向で構成されているためです。点数だけで上位を選ぶと期待とずれます。

動画付メッセージカードという引き出物向けの仕掛け

ブライダル版では、動画付メッセージカード・のし・包装紙が無料で付けられると公式に記載されています。カタログギフトの弱点は「顔が見えないこと」ですが、動画メッセージを添えられるなら、その弱点を部分的に埋められます。

引き出物は当日ゲストが持ち帰るもので、渡す瞬間に新郎新婦が一人ひとりへ言葉を掛ける時間はありません。動画カードは、その場で伝えきれない部分を後から補う仕組みとして機能します。遠方から来てくれたゲストや、当日じっくり話せなかった相手ほど効きます。

使い分けとしては、ゲスト全員に同じ動画を用意するのが標準。関係性ごとに出し分けたい場合は、カードの手配単位と枚数を先に確認しておく必要があります。

注意点は、動画の視聴には通信環境と操作が必要になること。デジタル機器の操作に慣れていないゲストが多い場合、動画そのものが届かない可能性を織り込んでおいてください。

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引き出物一式に組み込むときの金額の考え方

引き出物は「メインの品+引菓子+縁起物」といった複数点で構成されることが多く、カタログギフトはメインの品として使われます。公式の用途別ランキングでも、結婚内祝い・引き出物はブライダル専用カタログが人気で、4,900円~10,900円帯が中心と整理されています。

この帯をブライダル版に当てはめると、DO(税込5,390円)とAOO(税込11,990円)が両端になります。ゲストの属性で段階を変える「引き出物の格差付け」を行う場合、DO・EO・AOOの3段階を用意すれば、友人/親族/主賓の3層に対応できます。

逆に、格差を付けない方針なら1コースに統一する方が管理は楽です。当日の取り違えリスクもゼロになります。人数が多い披露宴ほど、コース数を絞る判断が効いてきます。

注意点として、複数コースを混在させる場合はゲストごとの割り当て表を会場側と共有しておくこと。テーブル単位で配布物が入れ替わる事故は、コース数に比例して起きやすくなります。

ゲストによってはカタログが負担になるという妥協点

ブライダル版を選ぶ際に正直に見ておきたいのが、カタログギフトが全員に歓迎されるわけではないという点です。持ち帰りは軽くて助かる一方、帰宅後に申込という作業が残ります。

とくに高齢のゲストにとっては、300ページ超のカタログから選び、ハガキに記入して投函するまでが一続きの負担です。ここで止まってしまうと、せっかくの引き出物が形になりません。

対策としては、親族席には点数の少ない下位コースを充てる、または食品など中身の確定した品と組み合わせる方法があります。ブライダル版で最も点数が少ないのはBE(470点/200ページ)で、選びやすさという観点では下位コースの方が親切な場合があります。

「金額が高いほど喜ばれる」という前提を一度外して、相手が選びきれる量かどうかで判断すると、引き出物の設計は現実的になります。

食べ物だけ贈りたいならグルメ特化の「味景」7コース

碧緑4,290円から藍墨22,990円まで、7段階

総合カタログとは別に、グルメ・食品に特化した「グルメカタログギフト 味景」が用意されています。税込価格は碧緑4,290円、山桃5,390円、蘇芳6,490円、蘭茶9,790円、檜皮11,990円、今紫17,490円、藍墨22,990円の7コース。各コースにお急ぎ便が併設されており、公式一覧では通常版と合わせて14件が並びます。

価格の刻みは総合カタログと揃っているため、「同じ予算で総合か食品か」を横並びで比較できます。たとえば税込5,390円ならアズユーライクの山茶花/ジャスミンと、味景の山桃が同額で並ぶ形です。

味景が向くのは、相手の生活スタイルは読めないが「食べることは確実」という場面。単身赴任先への贈り物、収納に余裕のない相手、モノを増やしたくないと公言している相手などです。

注意点は、食品は好みと家族構成の影響を強く受けること。少人数世帯に大容量のグルメが届くと持て余します。相手の世帯人数がわからないときは、総合カタログの方が安全です。

📋 スペックカード
シリーズ名 グルメカタログギフト 味景
コース数 全7コース(各コースにお急ぎ便あり)
価格帯(税込) 4,290円~22,990円
コース名 碧緑/山桃/蘇芳/蘭茶/檜皮/今紫/藍墨
人気帯 グルメ・食品用途では5,900円~20,900円帯が中心

総合カタログとの使い分け——相手が見えないときこそ総合

味景と総合版アズユーライクの使い分けは、「相手の情報をどれだけ持っているか」で決めるのが実務的です。食の好みまで把握している相手なら味景、そこまで踏み込めない相手なら総合版。この線引きが最も外しません。

公式ランキングでは総合4位にグルメカタログギフト 味景 10,900円コースが入っており、税込11,990円という中上位帯が支持されています。この帯なら食品の単価も上がり、日常では買わない食材を選べる余地が出ます。

逆に下位の碧緑(税込4,290円)は、食品カタログとしては選択肢が絞られる帯です。ちょっとしたお返しとして割り切って使うなら機能しますが、目上の相手へのあらたまった返礼には物足りなさが残ります。

注意点として、食品は賞味期限と受け取り日時の調整が発生します。長期不在が予想される相手には、常温保存の品が選べる帯を選ぶか、総合版に切り替える方が親切です。

出産のお祝い・内祝いには別シリーズが立っている

出産関連は、総合版とは別に専用シリーズが用意されています。公式の用途別ランキングでは、出産祝いには「のびのびベビー」が人気で5,900円~10,900円帯が中心、出産内祝いには「ミルキーベビー」が人気で4,000円~4,900円帯が中心と整理されています。

なぜ分かれているかというと、贈る方向が逆だからです。出産祝いは赤ちゃんと親に向けた品、内祝いはお祝いをいただいた相手へのお返し。前者はベビー用品が中心、後者は大人向けの品が中心という構成の違いがあります。

使い分けを間違えると、お返しとしてベビー用品カタログを送ってしまうという事態が起きます。用途名を必ず確認してから選んでください。

注意点は、内祝いの金額目安が「いただいた金額の半額〜3分の1程度」とされることが多く、出産祝いの相場は関係性で幅が大きいこと。ランキングの人気帯はあくまで目安として扱い、いただいた金額から逆算するのが基本です。

受け取った人は何をする?申込ハガキ180日、到着まで約10日

有効期限は発行日から180日間

シャディのよくある質問ページには「お申込みハガキの有効期限は発行日より180日間です」と明記されています。ブライダル版のページでも申し込み期間は発行日から180日間と案内されており、シリーズ共通の運用です。

ここで注意したいのは、起点が「贈った日」でも「相手が受け取った日」でもなく発行日であること。年末にまとめて手配して年始に渡すような場合、相手の手元に届いた時点で有効期間が数週間分減っている可能性があります。

約6か月という期間は一見長く見えますが、届いた直後に選ばなかったカタログは、そのまま数か月放置されるのが実情です。渡すときに「半年以内に申し込んでね」と一言添えるだけで、期限切れは目に見えて減ります。

注意点として、期限が切れた場合の対応は個別の問い合わせになります。期限切れを前提にした運用は避け、早めの申込を促す方が確実です。

インターネットとハガキ、2つの申込方法

申込方法はインターネットまたはお申込みハガキの2通りです。ブライダル版の公式ページでも、交換方法としてこの2つが案内されています。ネット申込ならその場で完結し、ハガキなら投函だけで済みます。

相手の年齢層で使い分けの説明を変えるのが実用的です。若い世代にはネット申込、高齢の親族にはハガキ記入を前提に案内する。両方あることを伝えておけば、相手は楽な方を選べます。

比較すると、ネット申込は在庫状況がその場で反映されるぶん、品切れによる差し戻しが起きにくい利点があります。ハガキは記入から到着までのタイムラグがあるため、人気商品では選び直しが発生する可能性があります。

注意点は、ハガキを紛失するとカタログ本体があっても申し込めなくなること。カタログを保管する際は、ハガキを本に挟んだままにしておくよう伝えるのが実務的な対策です。

Q 申し込んでから商品が届くまで、どれくらいかかりますか?
A シャディのよくある質問ページでは、ご注文いただいた日より約10日と案内されています。母の日や年末年始のように配送が混み合う時期は、この日数に余裕を見ておくのが安全です。特定の記念日に間に合わせたい場合は、逆算して2週間以上前に申し込むよう相手に伝えておきましょう。

失敗パターン② 期限をまたいで「選ばないまま」になる

カタログギフトで最も残念な失敗が、贈った相手が申し込まないまま180日が過ぎてしまうケースです。品物は届いている、相手も喜んでいる、それでも中身は何も受け取られていないという状態になります。

原因は3つに分解できます。①カタログが厚く、選ぶのに腰が重い、②ハガキとカタログが別々の場所に片付けられて紐づかなくなる、③「あとで」と思ったまま期限を意識しない。いずれも相手の怠慢ではなく、仕組みの問題です。

対策は仕組み側で打てます。掲載点数の多い上位コースを選ぶときほど、渡す際に期限を口頭で伝える。高齢の相手には点数を絞った下位コースやグルメ特化型を選ぶ。郵送で贈る場合は、添え状に「お申込みハガキの有効期限は発行日から180日間です」と一行書き添える。この3つで大半は防げます。

贈り物は渡した時点ではなく、相手が受け取り終えた時点で完了します。カタログギフトはその完了までの距離が長い贈り方だと理解して設計するのが、この形式との正しい付き合い方です。

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送料と、贈り先が複数に分かれるときの整理

送料は用途によって扱いが異なります。香典返しのカタログギフトは全品送料無料と公式に案内されています。一方、シャディ ギフトモールのよくある質問には、1配送先ごとに別途539円(税込)の送料を頂戴しますという記載もあります。

つまり、同じシャディでも「どの入口から、どの用途で買うか」で送料条件が変わり得るということです。カタログギフトのページには送料無料の表示が出ますが、注文確定前の合計金額欄で必ず確認してください。

贈り先が10件、20件と分かれる香典返しでは、この差が総額に直結します。送料無料の条件を確認したうえで、一括手配にまとめるか個別に分けるかを決める方が計算が合います。

注意点として、贈り先へ直送する場合には郵送代行料が必要になる旨の記載が公式のしくみページにあります。直送を使う予定なら、その費用も含めて予算を組んでください。

他社カタログと並べたとき、どこで選び分けるか

価格の刻みの細かさで選ぶ

カタログギフト市場にはリンベル、ハーモニックといった有力ブランドがあり、それぞれ得意領域が違います。シャディの相対的な特徴として挙げられるのは、単一シリーズ内で15段階という価格の刻みです。表紙の系統(和風・洋風)を保ったまま金額だけを上下できるため、同じ場面で相手ごとに金額を変える運用がしやすい。

これが効くのは、香典返しのように相手ごとに返礼額が変わる用途です。全員に和風表紙を維持したまま、税込3,190円・5,390円・11,990円と3段階に振り分けられます。

逆に、ブランド性やカタログのデザイン性を前面に出したい場面では、他社の方が合う場合もあります。どちらが優れているという話ではなく、選ぶ軸が違うだけです。

注意点として、他社の価格・コース構成は改定が入りやすい領域です。比較検討する際は、各社の公式サイトで現行のコース表を確認したうえで並べてください。

店頭で相談できるという販売網の違い

シャディは全国のフランチャイズ店「サラダ館」を軸にした販売網を持っています。1990年(平成2年)にスタートした業態で、会社概要でも「有店舗メディアミックス型ビジネスモデル」と明示されています。ネット専業の事業者にはない特徴です。

この違いが効くのは、のしの表書きや名入れの相談が発生する場面。喪主として初めて香典返しを手配するときや、両家の意向を確認しながら引き出物を決めるときに、紙の見本を見ながら相談できるのは実務的な助けになります。

比較すると、ネット完結型は価格の透明性と手配の速さで勝ります。急ぎの手配ならECの「お急ぎ便」対応コースを使う方が早い。使い分けの基準は、相談が必要かどうかです。

注意点は、店舗の分布に地域差があること。近隣に店舗があるかどうかは公式サイトの店舗検索で確認してから、店頭前提の計画を立ててください。

🎯 目的別おすすめ
目的・シーン おすすめの選択 予算目安(税込)
香典返し(一般会葬者) アズユーライク 和風表紙(向日葵・紫陽花) 3,190円〜3,740円
香典返し(親族) アズユーライク 和風表紙(山茶花・牡丹) 5,390円〜11,990円
結婚の引き出物 ブライダル版 DO・EO・AOO 5,390円〜11,990円
結婚祝い・結婚内祝い アズユーライク 洋風表紙(ジャスミン・ラベンダー) 5,390円〜11,990円
食の好みがわかる相手へ グルメカタログギフト 味景(蘭茶・檜皮) 9,790円〜11,990円
高額の記念品・返礼 アズユーライク 上位帯(杜若・春蘭・金木犀) 22,990円〜33,990円

紙のカタログという形式そのものの妥協点

最後に、ブランドの優劣ではなく形式そのものの話をしておきます。カタログギフトは、金額の目安を伝えやすく、相手の好みを外さないという利点と引き換えに、「何を選んだか」という贈り主の意思表示が消えるという性質を持ちます。

親しい相手への贈り物で、あなたのことを考えて選んだという文脈を残したい場面では、金額が同じでもモノを贈る方が伝わります。カタログギフトが強いのは、相手の生活が見えない、人数が多い、金額を揃える必要がある——この3条件のいずれかが当てはまる場面です。

使い分けとしては、顔の見える少人数には具体的な品を、範囲が広く相手が読めない場面にはカタログを。この線引きをしておけば、カタログギフトが「手抜き」に見えることはありません。

注意点として、目上の相手への贈り物にカタログギフトを使うことを好まない考え方もあります。相手の世代や関係性によっては、品物とカタログを組み合わせて贈るという折衷案が収まりのよい選択になります。

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まとめ|カタログギフトのシャディは「用途→表紙→金額」の順で選べば外さない

🎁 この記事の結論

シャディのアズユーライクは税込3,190円から110,990円まで全15コース。用途→和洋の表紙→金額の順に絞れば迷いません。

✅ 要点チェック
  • 用途を先に固定する:弔事は和風、婚礼はブライダル版
  • 税込価格で予算を組む:コース名の数字は本体価格
  • 点数は多さより選びやすさ:高齢の相手には下位コース
  • 期限を必ず伝える:申込ハガキは発行日から180日間
  • 相手が読めるならモノを:カタログは範囲が広い場面向き

最初の一歩としておすすめしたいのは、贈る用途を1つに決めてから公式サイトの用途別ページに入ることです。香典返しなら香典返し用の絞り込みページ、婚礼ならブライダル版のページ。ここから入れば、表紙の系統が自動的に整い、あとは金額を選ぶだけになります。総合カタログの入口はシャディ公式のカタログギフトページ、婚礼向けはブライダルカタログギフトのページ、会社情報はシャディ株式会社の会社概要で確認できます。

そのうえで、渡すときに「お申込みハガキの有効期限は発行日から180日間」と一言添えてください。贈り物は渡した瞬間ではなく、相手が中身を受け取り終えたときに完了します。カタログギフトを選ぶということは、その最後の一歩まで含めて設計するということです。税込5,390円と税込11,990円という2つの標準ラインを起点に、相手ごとに上下させていけば、大きく外すことはありません。

※価格・コース構成・掲載点数は改定される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

贈り物の教科書編集部です。テーマに関する基礎知識や選び方を、公式情報など確認できる情報をもとに編集しています。掲載後も定期的に見直し、変更があれば更新します。

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