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カタログギフトを探していて「プレミアムカタログギフト」という名前にたどり着いた方は、たいてい同じところでつまずきます。検索すると同じ名前の商品が複数のブランドから出てきて、価格の表記も「8,900円コース」だったり「税込9,790円」だったりバラバラ。結局どれを見て比べればいいのか分からなくなる、という状態です。
先に結論をお伝えします。プレミアム帯のカタログギフトは、「コース金額=カタログ本体価格+システム料」という共通の構造を持っています。この構造さえ分かれば、ブランドが違っても同じ物差しで並べられます。そして「プレミアム」を名乗るカタログは1種類ではなく、ソムリエ@ギフトの全14コース展開のものと、リンベルの7コース展開の「ザ・プレミアム」が別物として存在します。
この記事では、価格の内訳を数字で分解したうえで、主要ブランドのプレミアム帯を掲載点数・有効期限・掲載ジャンルで並べます。あわせて、高額なカタログギフトほど間違えやすい掛け紙と表書きの決め方まで整理しました。
・コース金額に含まれるシステム料900円の中身と、実際に選べる商品の額
・同じ「プレミアム」でも中身が違う2種類のカタログの見分け方
・高いコースほど掲載点数が多いとは限らない理由と、価格帯別の選び分け
・有効期限が発行元ごとに違うこと、高額ギフトの掛け紙・表書きの決め方
プレミアムカタログギフトの価格は「本体+システム料900円」でできている

カタログギフトの価格が分かりにくい最大の理由は、商品名に出ている「○○円コース」が、支払う金額でも、もらった人が選べる商品の金額でもないからです。ここを最初に分解しておくと、以降の比較がぐっと楽になります。
5,900円コースの支払額が税込6,490円になる理由
ソムリエ@ギフトのプレミアムカタログギフトを例にすると、エトワル(5,900円コース)の税込メーカー希望小売価格は6,490円です。内訳は、カタログ本体が税別5,000円、そこにシステム料900円が乗って税別5,900円。これに消費税がかかって6,490円になります。つまり「5,900円コース」という名前は、税別のカタログ本体とシステム料を足した額を指しています。
同じ計算はどのコースでも成り立ちます。リュンヌ(8,900円コース)はカタログ本体が税別8,000円で税込9,790円、ミラージュ(30,900円コース)はカタログ本体が税別30,000円で税込33,990円です。システム料は全コース共通で900円なので、コース名の下2桁が「900円」で揃っているのはそのためです。
注意したいのは、通販サイトの表示価格が割引されている場合、この希望小売価格とは別の数字が並ぶことです。引き出物として一括発注するときは、見積書に載っているのが本体価格なのか希望小売価格なのかを確認しておくと、後で金額が合わずに慌てずに済みます。
システム料=カタログの中から選ばれた商品を届けるために必要な諸経費のこと。ハーモニックの説明では、カタログ冊子や化粧箱、商品お申込ハガキ、配送資材やギフトカード、専用URLの作成費用、システム運用費用、選択商品の配送料が含まれます。カタログ本体価格とは別に、コース金額の中に組み込まれています。
システム料が担っているのは冊子の印刷代だけではない
システム料を「冊子代」だと思っていると、金額の妥当性を見誤ります。ハーモニックが公式に挙げている内訳を見ると、冊子と化粧箱に加えて、申込ハガキ、配送資材、ギフトカード、専用申込サイトのURL作成費、システムの運用費、そして選ばれた商品の配送料まで含まれています。もらった人が商品を選んで自宅まで届くところまでが、この料金でまかなわれている形です。
この構造は、送料込みの通販とほぼ同じ考え方です。もらった人は追加の支払いなしで商品を受け取れますし、贈る側も送料を別途負担しません。カタログギフトが「相手に手間をかけさせない贈り物」と言われる理由は、この費用設計にあります。
一方で妥協点もあります。システム料は金額が上がっても据え置きのことが多いため、低いコースほど支払額に占める割合が大きくなります。少額帯でコスパを重視するなら、システム料の比重が相対的に軽くなる中〜高額帯のほうが有利、という見方もできます。
コース金額がそのまま「選べる商品の額」ではない
受け取った人が選べる商品の価格帯は、コース金額からシステム料を引いた「カタログ本体価格」に相当します。エトワル(5,900円コース)なら税別5,000円、ミラージュ(30,900円コース)なら税別30,000円が、掲載商品の目安になる金額です。
これは贈る側にとって実務的に重要です。たとえば内祝いで「いただいた額の半分程度をお返ししたい」と考えるとき、支払額を基準にするか、相手が選べる商品の額を基準にするかで、選ぶコースが1段階変わることがあります。どちらが正解と決まっているわけではありませんが、贈り物の格を数字で説明したい場面では、カタログ本体価格のほうが実態に近い数字です。
デメリットも正直に書いておくと、この差額はもらった人からは見えません。「5,900円コース」の表記だけが見えるため、実際に選べる商品は税別5,000円相当だと気づかない人もいます。カタログギフトが「値段が分かってしまう」と敬遠されることがある一方で、正確な額まで伝わるわけではない、という点は覚えておいて損はありません。

「カタログギフトは5,000円くらいで」と決めたものの、いざ探し始めると迷いが増えるのではないでしょうか。5,000円ちょうどの商品が見つからない、4,900円…
税別表記と税込表記が入り混じるのはなぜか
ブランドによって、公式サイトの価格表記が税込だったり税別だったりします。ソムリエ@ギフトのプレミアムカタログギフトはコース名が税別ベース(2,900円コースから100,900円コースまで)、ハーモニックのテイク・ユア・チョイスは税込・システム料込の表記(3,190円から55,990円)で、リンベル ザ・プレミアムも税込表記(6,600円から111,100円)です。
比較するときは、どちらかに揃えてから並べるのが鉄則です。おすすめは「支払う税込金額」で揃える方法。実際に財布から出る額なので、予算管理と直結しますし、複数ブランドをまたいでも意味が変わりません。
気をつけたいのは、同じブランドの中でも販売形態によって価格が変わる場合があることです。ラッピングの仕様が違うと数百円単位で差が出ることもあります。最終的な支払額は、購入する店舗のカート画面で確認するのが確実です。
「プレミアム」を名乗るカタログは1冊ではない
ここが検索でいちばん混乱するポイントです。「プレミアムカタログギフト」という商品名は特定の1商品を指しますが、各社が高級ラインに「プレミアム」の語を使っているため、同名・類似名の別物が並びます。それぞれの成り立ちを押さえておきましょう。
ソムリエ@ギフトのプレミアムカタログギフトは全14コース
商品名そのものが「プレミアムカタログギフト」なのが、ソムリエ@ギフト(株式会社ベルヴィ)のオリジナル商品です。ソレイユ(2,900円コース)を最低額として、リヴィエール(3,400円コース)、フルール(3,900円コース)、プリュイ(4,400円コース)、ヴァン(4,900円コース)、エトワル(5,900円コース)、リュンヌ(8,900円コース)と細かく刻まれ、最高額のオロール(100,900円コース)まで全14コースが用意されています。
特徴は価格の刻みの細かさです。少額帯ではコース間の差が小さく設定されているため、「相手からいただいた額に合わせて調整したい」という内祝いの用途に噛み合います。パッケージはブラックとシルバーの2色展開で、シリーズ累計の販売部数は8,150,000冊を突破しています。
使い分けの目安としては、贈る相手が多く、人によって金額を変えたい引き出物や内祝いに向きます。逆に、1人だけに贈る特別なギフトで「カタログそのものの佇まいで格を出したい」場合は、後述するリンベル ザ・プレミアムのようにデザイン監修が入ったシリーズのほうが目的に合います。
リンベル ザ・プレミアムは7色7コースで設計思想が違う
リンベルの「ザ・プレミアム」は、Beige(ベージュ)6,600円、Powder Pink(パウダーピンク)12,100円、Water(ウォーター)17,600円、Grape(グレープ)23,100円、Lime(ライム)34,100円、Snow(スノー)56,100円、Silver(シルバー)111,100円の全7コース。いずれも税込で、システム料は税別1,000円(税込1,100円)です。
コース名が金額ではなく色名になっているのが分かりやすい違いで、アートディレクターの永井一史氏が監修しています。掲載ジャンルは体験(EXPERIENCE)、お食事(DINING)、グルメ(GOURMET)、インテリア(INTERIOR)、ファッション(FASHION)、文具・日用品・おもちゃ(STATIONERY & HOBBY)の6分野で、掲載アイテムは最大約480点。
コース数が7と少ない分、金額の刻みは粗くなります。「いただいた金額にぴったり合わせる」使い方には向きませんが、贈る相手が限られていて、カタログを渡す瞬間の見え方まで含めて贈り物にしたい場合には有力な選択肢です。注意点として、色名だけでは金額が伝わらないため、社内で稟議を通すような場面では金額とセットでメモしておくと話が早くなります。
| 項目 | プレミアムカタログギフト(ソムリエ@ギフト) | リンベル ザ・プレミアム | テイク・ユア・チョイス(ハーモニック) |
|---|---|---|---|
| コース数 | 全14コース | 全7コース | 全16コース |
| 価格レンジ | 2,900円コース〜100,900円コース(税別表記) | 6,600円〜111,100円(税込) | 3,190円〜55,990円(税込・システム料込) |
| システム料 | 900円(税別・全コース共通) | 1,000円(税別)/1,100円(税込) | 公式に内訳を明示 |
| 掲載点数 | コースにより異なる(5,900円コースは約1,317点) | 最大約480点 | 最大約2,290点(グルメ約270点) |
| 期限の目安 | 使用開始日より180日 | 受け取り日より6ヶ月以内 | 商品発送日から4か月間 |
※各ブランド公式サイトの記載をもとに贈り物の教科書が整理(2026年9月時点)
システム料の100円差が意味しているもの
ソムリエ@ギフトのプレミアムカタログギフトはシステム料900円、リンベル ザ・プレミアムは1,000円。金額としては小さな差ですが、この差はサービス内容の差として現れます。リンベル ザ・プレミアムは包装紙やリボンが標準で用意され、のしやメッセージカードの選択にも対応します。
贈り物として比べるときは、システム料の絶対額よりも「その料金で何が付いてくるか」を見るほうが実用的です。リボンやメッセージカードを別途手配すると、結局それ以上の手間と費用がかかります。
ただし、のしを選ぶとリボンは付けられないなど、装飾には組み合わせの制約があります。慶事でのしを掛けるのが前提なら、リボンの華やかさは選択肢から外れる、と割り切って選んでください。
冊子タイプとカードタイプで届き方が変わる
プレミアムカタログギフトには、従来の冊子タイプに加えてカードタイプがあります。カードタイプはQRコードを読み取って専用サイトにアクセスし、インターネット上で商品を選ぶ方式です。冊子はほぼすべてのコースが200ページ以上あるため、カードタイプは荷物としては圧倒的に軽くなります。
使い分けの目安は、渡し方と相手の年代です。結婚式の引き出物のように持ち帰る荷物が多い場面や、郵送コストを抑えたい場面ではカードタイプが有利。一方、ページをめくって選ぶ体験そのものを贈りたい場合や、スマートフォンの操作に不慣れな相手には冊子タイプのほうが親切です。
注意点として、カードタイプは薄い分だけ「渡したときの見栄え」が控えめになります。目上の方への改まった贈り物で、箱の存在感も含めて格を伝えたい場面では、冊子タイプを選ぶほうが目的に沿います。
高いコースほど商品がたくさん載っている、は成り立たない

ここが、プレミアム帯を選ぶときにいちばん誤解されているところです。「せっかく高いコースを贈るのだから、たくさんの中から選んでほしい」と考えるのは自然ですが、実際のカタログはそうなっていません。
発行元自身が「価格と商品個数は比例しない」と明記している
ソムリエ@ギフトの公式Q&Aには、商品の掲載数はコースによって異なるものの、コースの価格と商品個数は比例していない、とはっきり書かれています。参考として、5,900円コースの掲載商品数はグルメを含めて約1,317点です。
理由を考えると納得できます。高額帯に載る商品は1点あたりの単価が高く、掲載できる候補そのものが世の中に少ない。加えて、高額カタログは1点ごとの写真と説明に紙面を割く方針を取るため、同じページ数でも載る点数は減ります。
したがって「点数が多いほど良いカタログ」という基準は、高額帯では機能しません。むしろ点数を絞って1点ずつの見せ方を厚くしているカタログのほうが、高額帯としては筋が通っています。
ゾディアック約410点とユニバース約120点という逆転
この現象がはっきり出るのがリンベルのプレステージシリーズです。ゾディアックコース(5万円コース)は税込55,990円で、掲載点数は約410点の服飾・生活雑貨。これに対して最高額のユニバース(10万円コース)は税込110,990円で、掲載点数は約120点です。価格は倍以上になるのに、点数は3分の1以下に減ります。
ユニバースは12ページに1商品を掲載する構成で、見易さと写真のクオリティを重視した誌面設計になっています。体験(コト)と品物(モノ)の掲載比率は30%対70%で、ファミリー層や多人数向けの商品が充実し、PET-CT検査といったオリジナルギフトも掲載されています。
同じことはリンベル ザ・プレミアムでも起きています。シリーズ全体では最大約480点を掲載していますが、最高額のSilver(シルバー)コースの掲載点数は約120点です。高額コースを選ぶときは、点数ではなく「載っているジャンルが相手の生活と重なるか」で判断してください。
| ゾディアックコース | 税込55,990円(カタログ本体50,000円+システム料900円)/掲載点数 約410点 |
| ユニバース | 税込110,990円(カタログ本体100,000円+システム料900円)/掲載点数 約120点 |
| ザ・プレミアム Silver | 税込111,100円(カタログ本体100,000円+システム料1,000円)/掲載点数 約120点 |
| テイク・ユア・チョイス | 全16コース/掲載点数 最大約2,290点(グルメ約270点) |
※各社公式サイトの掲載値をもとに贈り物の教科書が整理
失敗パターン①「点数が多いほうが得」で選んで外す
実際に起こりやすいのが、掲載点数の多さだけを比較して総合型の大型カタログを選び、相手が高齢の親族だった、というケースです。約2,290点掲載のカタログは選択肢としては豊富ですが、200ページを超える冊子から1点を選ぶ作業は、人によっては負担になります。「選べなくて結局ハガキを出さないまま期限が切れた」という結末は珍しくありません。
対策はシンプルで、相手が「選ぶこと」を楽しめるタイプかどうかで分けることです。趣味がはっきりしている相手や、選ぶ時間を取れない相手には、掲載点数が絞られた高額カタログや、グルメ・宿泊などジャンル特化型のほうが到達率が上がります。
逆に、家族構成が幅広く「誰が使うか分からない」相手には、点数の多い総合型が向きます。点数の多寡は優劣ではなく、相手の選び方との相性で判断する項目だと考えてください。
意外と知られていませんが、高額カタログを選ぶときの決め手は掲載点数ではなく「誌面の作り」です。ユニバースのように12ページに1商品という構成なら、選ぶ側は迷わずに読み進められます。点数が少ないことは手抜きではなく、高額帯では設計上の選択だと理解しておくと、カタログの見方が変わります。
予算から逆算するプレミアム帯の選び分け
ここからは、実際に支払う税込金額を軸に、どの帯にどんな選択肢があるかを整理します。用途とセットで見ていくと、迷う時間がかなり減ります。
16,500円から23,100円のゾーンは目上への贈り物の入り口
プレミアム帯の入り口に当たるのがこの範囲です。リンベル ザ・プレミアムならWater(ウォーター)17,600円やGrape(グレープ)23,100円、グルメ特化なら47CLUB×リンベルの丘コース16,500円や渓コース22,000円、選べる国産和牛の延壽22,000円が該当します。ハーモニックのテイク・ユア・チョイスならブッドレア22,990円です。
この帯が向くのは、上司や仲人に準ずる立場の方へのお返し、あるいは新築祝いや長寿祝いのお返しです。カタログの装丁も明確に上位グレードになり、「気を遣ってくれたことが伝わる」水準に届きます。
注意点は、相手からいただいたお祝いの額とのバランスです。お返しが高すぎると「気を遣わせた」と受け取られることがあります。いただいた額が分からない連名のお祝いに対しては、この帯を上限の目安にしておくと収まりが良くなります。
33,990円クラスは高額祝いのお返しの主戦場
プレミアム帯で選択肢がいちばん厚いのがこの水準です。ハーモニックのオンシジウム33,990円、リンベル ザ・プレミアムのLime(ライム)34,100円、サライの贈り物×リンベルの紅梅33,990円、47CLUB×リンベルの峯コース33,000円、選べる国産和牛の福禄33,000円、そして体験型のJTBありがとうプレミアムJTOコース(3万円)33,990円が並びます。
用途としては、親族から高額の結婚祝い・出産祝いをいただいたときのお返しや、法人の周年記念品が中心です。同じ金額でも、総合型・グルメ特化型・旅行型と性格の違うカタログが揃うため、相手の好みに寄せた選択がしやすい帯でもあります。
選ぶときの落とし穴は、ジャンル特化型を「相手が好きそうだから」と直感で選んでしまうことです。和牛カタログは冷凍庫の空きが必要ですし、旅行カタログは相手が出かけられる状況かどうかに左右されます。相手の生活の制約まで想像してから決めてください。

結婚祝いに10万円をいただいた、あるいは高額な香典にお返しをしなければならない——そんなときに候補へ挙がるのが3万円のカタログギフトです。ところが各社の商品ペー…
55,990円クラスは仲人・恩人への一冊
税込55,990円前後には、リンベルのゾディアックコース(5万円コース)55,990円、ザ・プレミアムのSnow(スノー)56,100円、ハーモニックのジャコビニア55,990円、サライの贈り物の黒曜55,990円、47CLUB×リンベルの潮コース55,000円、選べる国産和牛の弥栄55,000円、JTBありがとうプレミアムのJTJコース(5万円)55,990円が並びます。
ゾディアックについては、リンベル公式が仲人や世話になった大切な方への贈り物にふさわしいカタログと説明しています。掲載点数は約410点で、服飾・生活雑貨を中心に人気ブランドや体験ギフトが並ぶ構成です。
この帯からは、贈る相手がかなり限定されます。誰にでも贈る金額ではないため、贈る理由を添える挨拶状の有無が印象を左右します。カタログ単体で完結させず、手書きの一筆やメッセージカードを組み合わせるほうが、金額に見合う伝わり方になります。
110,990円クラスは周年記念や特別なお礼に
最高額帯には、リンベルのユニバース110,990円、ザ・プレミアムのSilver(シルバー)111,100円、サライの贈り物の金剛110,990円、選べる体験ギフトの厳選の宿110,990円、JTBありがとうプレミアムのJTDコース(10万円)110,990円、ソムリエ@ギフトのオロール(100,900円コース)があります。
リンベルはユニバースを「本当に大切な方への贈り物、周年記念など特別な時に贈る高額ギフト」と位置づけています。個人間の内祝いというより、法人の周年記念や、事業を引き継いだ相手へのお礼といった場面が現実的な用途です。
この帯の注意点は、受け取る側の心理的な負担です。高額であるほど「お返しをしなければ」と考えさせてしまう可能性があります。お返しを求めない趣旨であれば、その旨を挨拶状で明確に伝えておくと、相手が構えずに受け取れます。

贈り物の予算が10万円まで上がると、選択肢は急に狭くなります。3,190円から始まる下の帯なら候補が何十冊も並ぶのに、10万円で探し始めた途端に「そもそもその金…
| 目的・シーン | おすすめの選択 | 価格の目安(税込) |
|---|---|---|
| 上司・目上へのお返し | 総合型の上位コース(ザ・プレミアム Water など) | 17,600円〜23,100円 |
| 親族からの高額祝いのお返し | 総合型かジャンル特化型(オンシジウム/紅梅 など) | 33,000円〜34,100円 |
| 仲人・恩人への贈り物 | ゾディアックコース、Snow など | 55,000円〜56,100円 |
| 周年記念・特別なお礼 | ユニバース、Silver、金剛 など | 110,990円〜111,100円 |
| 旅行好きな相手へ | JTBありがとうプレミアム、選べる体験ギフト(宿泊券) | 33,990円〜110,990円 |
品物以外を選べる高級カタログという選択肢

プレミアム帯になると、モノを選ぶカタログだけでなく、旅行・宿泊・食事といった体験を選べるカタログが現実的な選択肢に入ってきます。相手が物を増やしたがらないタイプなら、こちらのほうが喜ばれる可能性があります。
JTBありがとうプレミアムは2名で使える旅行カタログ
ハーモニックが扱うJTBありがとうプレミアムは、JTOコース(3万円)33,990円、JTJコース(5万円)55,990円、JTXコース(7万円)77,990円、JTDコース(10万円)110,990円の全4コース構成です。いずれも2名で利用できる設計になっています。
掲載されているのは日本各地のホテル・旅館で、宿泊施設だけでなくホテルやレストランでの食事ギフトも用意されています。「泊まりに行く時間は取れないが食事なら」という相手にも受け皿があるのは、この種のカタログとしては使い勝手が良い点です。
注意点は期限の管理が二段階になることです。カタログの申込期限はカタログ発送日から4ヶ月、そこから発行される利用券の有効期限は発行から6ヶ月。つまり早めに申し込んでもらわないと、実際に旅行に行ける期間が短くなります。渡すときにこの二段構えを伝えておくと親切です。
リンベルの選べる体験ギフトは食事券と宿泊券に分かれる
リンベルの選べる体験ギフトは、食事券と宿泊券で別々にコースが組まれています。食事券は「食に寛ぐひととき」22,990円と「食を讃えるひととき」33,990円、宿泊券は「とっておきの宿」33,990円、「おもてなしの宿」55,990円、「厳選の宿」110,990円という構成です。
用途を絞れるのが強みで、公式も食事券をグルメ好きへのギフト、宿泊券を上質な休息を贈るギフトと位置づけています。相手の生活リズムがつかめているなら、総合型より刺さりやすい選び方です。
妥協点は、選択肢が体験に限られることです。相手が体調を崩している時期や、小さな子どもがいて外出しにくい時期には使いにくくなります。相手の状況が読めないときは、体験も品物も載っている総合型のほうが無難です。
サライの贈り物と47CLUBはジャンルを絞って濃くする
サライの贈り物×リンベルは、紅梅33,990円、黒曜55,990円、金剛110,990円の3コース。ロングセラーや職人の手業が生きるモノ、歴史や伝統が息づく美味、大人にふさわしいサービスを吟味・厳選して掲載した内容で、年齢層が上の相手に向く構成です。
47CLUB×リンベルは丘コース16,500円、渓コース22,000円、峯コース33,000円、潮コース55,000円のグルメ特化型。選べる国産和牛カタログギフトは延壽22,000円、福禄33,000円、弥栄55,000円で、和牛に絞り切ったラインナップです。
ジャンル特化型に共通する注意点は、外したときの落差が大きいことです。総合型なら「他のページを見れば何かある」で済みますが、和牛カタログを贈って相手が肉を食べない生活だった場合、選択肢がほぼ残りません。相手の食の好みを確実に把握できている場合に限って使うカテゴリだと考えてください。
迷ったときの判断軸は「相手の情報をどれだけ持っているか」です。好みが具体的に分かっているならジャンル特化型で濃く。分からない部分が多いなら総合型で幅広く。プレミアム帯は同じ価格で両方の選択肢が揃っているので、金額ではなくこの一点で決めると失敗が減ります。
有効期限は発行元でまったく違う
カタログギフトで最も多いトラブルが期限切れです。しかも期限の設定は発行元ごとにバラバラで、「だいたい半年くらい」という思い込みが通用しません。贈る前に必ず確認しておきたい項目です。
180日、4か月、6ヶ月と3通りの数え方がある
ソムリエ@ギフトのプレミアムカタログギフトは、公式Q&Aで有効期限を「使用開始日より180日」と定めており、原則として使用開始日は商品の発送日付近の日付になります。ハーモニックは公式オンラインショップ購入時の申込期限を「商品発送日から4か月間」としています。リンベルは、発行するカタログギフトの申込期限をカタログの受け取り日より6ヶ月以内(販売店により異なる場合あり)と案内しています。
起点が「発送日」なのか「受け取り日」なのかも違います。贈る側が購入してから相手に渡すまでに時間が空くと、その分だけ相手が使える期間は短くなります。まとめ買いして手元に置いておくスタイルは、期限の観点では不利です。
注意したいのは、同じブランドでも販売店によって期限が変わり得ること。リンベルは販売店により異なる場合があると明記しています。実際の期限は申込ハガキに記載されているので、渡す前に自分の目で確認しておくのが確実です。
・期限の起点が「発送日」か「受け取り日」かを確認する
・申込ハガキやカードに記載された期限を、渡す前に自分で読む
・旅行・体験型はカタログの申込期限と利用券の期限が別に設定されている
・購入から手渡しまで時間が空く予定なら、その分を差し引いて考える
渡すタイミングは期限から逆算して決める
期限が180日でも4か月でも、実際に相手が使える期間はそこから渡すまでの日数を引いた残りです。結婚式の引き出物のように渡す日が決まっているなら、購入から式までの日数を計算に入れてください。
逆算の考え方はシンプルで、相手が「もらってから考える時間」を1か月ほど見込んでおくことです。届いてすぐハガキを出す人ばかりではありませんし、家族と相談して決める人もいます。残り期間が短いカタログは、相談する時間そのものを奪ってしまいます。
特に注意が必要なのが、香典返しや快気祝いのように相手が落ち着いていない時期に届く贈り物です。この場合は、期限が長めに設定されているカタログを選ぶか、渡す時期そのものを少し後ろにずらす判断も必要になります。
失敗パターン②贈った後に期限切れが判明する
実際に起きやすいのが、購入したカタログを手元に数か月置いてから渡し、相手が使おうとしたときには残り期間がわずかだった、というケースです。特に法人の記念品でまとめて発注し、配布を年度末までかけて行うような運用では、最初に配った人と最後に配った人で使える期間が大きく変わります。
対策は、発注時点で配布スケジュールを決めておくことです。期限が発送日起点なら、配布が遅れるほど不利になります。配布が長期にわたるなら、分割して発注するほうが安全です。
もう一つの対策は、渡すときに口頭で期限に触れておくこと。「期限があるので早めにどうぞ」と一言添えるだけで、期限切れの多くは防げます。相手に催促しているように聞こえない言い方としては、「私も先に見せてもらったんですが、○○が良さそうでした」と中身の話から入るのが自然です。
高額だからこそ外せない掛け紙と表書きの作法
プレミアム帯のカタログギフトは、香典返しや高額のお祝いのお返しとして使われる場面が多く、掛け紙まわりの判断が必要になります。ここを外すと、中身がどれだけ良くても印象が変わってしまいます。
のし紙と掛け紙は別物として扱う
大丸松坂屋の解説によれば、掛け紙には熨斗がなく水引のみが用いられ、弔事に使われます。対してのし紙は右肩に熨斗があり、慶事に用います。日常会話では両方まとめて「のし」と呼びがちですが、弔事で熨斗付きの紙を掛けるのは意味が変わってしまいます。
弔事の水引は結び切りまたはあわじ結びで、どちらも「繰り返さない」という意味を持ちます。種類としては黒白結び切りが仏事全般、蓮柄入りの黒白結び切りが仏式、黄白結び切りが関西から西日本、北陸の一部地域で使われます。
注文時にオンラインで掛け紙を選ぶ場合、用途を選べば自動的に適切な種類が割り当てられる店舗が多いものの、最終的に何が掛かるかは自分で確認しておくのが安全です。地域や宗派によって扱いが異なる場合があるため、迷ったら贈り先の地域の慣習に合わせてください。
表書きは「志」が基本、地域で呼び方が変わる
香典返しの表書きは、仏式・神式・キリスト教全般で使える「志」が最も一般的です。地域によっては、関西から西日本、北陸地方で「満中陰志」、中国・四国・九州の瀬戸内側で「茶の子」が使われます。神式やキリスト教式では「偲び草」を用いることもあります。
文字の色にも決まりがあります。四十九日前は薄墨、四十九日後は黒色を使うのが基本です。カタログギフトをお返しに使う場合、届く時期が四十九日の前後どちらになるかで変わるため、発送日を決めてから表書きを指定するほうが確実です。
ここは地域や宗派によって異なる場合があるところなので、断定は避けてください。特に、家ごとに引き継いでいる慣習がある場合は、そちらが優先されます。年長の親族に一度確認しておくと、後から指摘を受ける事態を防げます。
内のしと外のしは渡し方で決まる
内のしは商品に掛け紙をしてから包装する方法で、配送向けとされます。外のしは包装した上から掛け紙をかける方法で、持参して手渡しする場面向けです。カタログギフトは配送で贈ることが多いため、内のしを選ぶ場面が自然と多くなります。
理由は実務的で、配送中に掛け紙が傷むのを防げるからです。外のしは表書きが一目で見えるため、大勢に配る場面や、その場で用途を伝えたい場面に向きます。
注意点として、内のしを選ぶと開封するまで表書きが見えません。高額なお返しで用途をはっきり伝えたい場合は、挨拶状を同封して補うのが定石です。カタログギフト単体では贈った理由が伝わりにくいため、この一手間が効きます。
高額のお返しは半返しにこだわらない
内祝いの基本は半返し、つまりいただいた額の2分の1とされます。ただし高額のお祝いや、年配の相手からのお祝いに対しては3分の1でよいとされることが一般的です。
理由は、高額のお祝いには新生活への支援や応援の気持ちが込められていることが多く、相場どおり半返しをするとかえって相手に気を使わせてしまうためです。いただいた額を超えるお返しは避けるのが一般的とされています。
とはいえ、相場は地域・家庭・関係性によって幅があります。○○円をいただいたから必ずこの金額、と機械的に決めるより、家族内でどう扱ってきたかを確認するほうが実態に合います。プレミアム帯のカタログギフトは価格の刻みが用意されているので、決めた予算に合わせて選びやすいのが利点です。
まとめ
最初の一歩としておすすめしたいのは、贈る相手について自分が確実に知っていることを3つ書き出してみることです。年代、家族構成、食べ物の好み。この3つが埋まればジャンル特化型を選べますし、埋まらなければ総合型を選ぶ、という判断がその場でつきます。金額から入るより、この順番のほうが迷いません。
掲載コースや価格は改定されることがあります。最新の内容は、ソムリエ@ギフト公式のラインナップページ、リンベル ザ・プレミアム公式ページ、ハーモニックの全カタログ一覧、掛け紙のマナーは大丸松坂屋オンラインストアの解説でご確認ください。

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